備前焼
高松での法事の帰りに備前市に行ってきました。岡山から赤穂線に乗り、宿のある西片上の駅で降りましたが、駅は無人駅でしかも駅前に一軒のお店もありません。雨が降ってきていたのでコンビニで傘を買って宿に向かおうと思っていた宛が外れてしまいました。しかたなく新聞紙を傘に宿に向かって歩き始めました。まだ午後7時なのに商店街らしきアーケード街にたどりつくもほとんど全ての店が既にシャッターを降ろしていました。やっと一軒開いていた寿司屋さんに入って「静かな町ですね」との話しかけたとたんに「ほら大臣が・・」「死の町」という言葉が真っ先に返ってきてしまいました。宿も静かで泊まり客は私一人だけ。ビールを備前焼のグラスで飲んで早めに床について寝ました。翌朝、美術館のある伊部の町に電車で向かいましたが、なんと備前陶芸美術館、伝統産業会館、藤原啓記念館、全ての美術館が休館日。月曜が祝祭日の場合は翌日の火曜日が休館とのことです。美術館の方に東京から来たのですが、少しだけでも見学させてもらえないかと頼んだのでしたが冷たくお断りされてしまいました。ということで、窯元やギャラリーを見学するだけで伊部を後にして東京に戻ってきました。残念。でも窯元では丁度登り窯に火を入れて二日目で薪を窯に入れる時に熱く燃える窯の中を見せていただきました。備前焼は今でも10日ほど登り窯で赤松の薪を使って焼いているとのことを目に焼き付けることができました。写真は登り窯の中の熱く燃える様子です。
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