10月19日から廣瀬経子作品展をおこないます。
10月19日(水)から10月30日までギャラリー古藤(ふるとう)開廊記念展として、古藤に関係の深い作家である廣瀬経子氏の作品展を開催します。廣瀬氏は1924年(大正13年)アメリカ合衆国シアトル生まれ。9歳までシアトルに両親とともに住んでいましたが、世界大恐慌が起こり1933年に日本に家族全員で引き揚げてきました。母親が戦前に名古屋で古藤商店を営んでいた林藤一郎氏の長女で、藤一郎氏の孫にあたります。古藤商店があった町は江戸期には武家の屋敷が連なり、明治から昭和の初めにかけては近代産業の担い手となる起業家、学者などさまざまな人々が交流する舞台となった町でした。トヨタやソニーの創業者の屋敷もありました。多感な少女時代をそんな町の空気を吸いながら育ちましたが、画家グループに所属し、現在に至るまで多くの絵、陶芸作品を制作発表してきました。また、絵と陶芸の作品に加え、シアトル時代の写真や戦前の古藤ゆかりの品物などを併せて展示いたします。開催にあたっては、古藤のあった町にある橦木館を拠点に歴史や文化に想いを馳せながらまちづくりを行っているる人々の組織NPO法人橦木倶楽部の協力を得て行います。また、今後、同じ町を企業の原点にもつトヨタやソニー、森村グループなどにも作品展への協力を求めていきたいと考えております。是非ご覧になってください。
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