映画会の開催について
以前に映画の有料貸し出しをしている会社に映画の貸し出しについて問い合わせをしたところ、先日、進捗状況についての問い合わせがありました。そこで、以下の返事をさしあげました。
「映画上映会の件でメールいただきましてまことにありがとうございます。残念ながら「映画上映会」はまったく進捗しておりません。ギャラリーにおいでの方から映画の上映をしたら見に来たいとい言われるかたもいらっしゃいますが、いざ有料で上映会となるとどのくらいのお客さんがきてくれるのかはまったくの未知数です。当ギャラリーで映画をゆったり見るには客席は30人くらいに抑える必要があります。一人500円出していただきますと15000円の収入になります。その範囲内ではフイルム最低価格20000円には到達いたしません。また会場費や雑費もでません。となるとなかなか実現が困難な状態です。一人1000円出してもらえれば30000円の収入になるので。30人での上映も可能となるのですが、はたして小さなギャラリーでの上映会で一般映画館並の料金を出していただけるのかはなはだ疑問です。著作権の管理は非常に大切ですが、現状の著作権管理は映画を見させないあるいは一部映画館の既得権益を守ることだけに使われているように思われます。
一般の方々が身近で良い映画を一定程度設備が整った大きな画面で映画体験を共有することがいかに大切なことなのかを映画関係者が十分に理解されていないように思われてなりません。もちろん悪貨が良貨を駆逐するようなことになってはいけませんが、もう少し映画を近くで皆で気軽に楽しめる環境づくりに著作権管理の方々が理解を深められていただければと願っております。」
すると「ご指摘のような状態で、当分この形態は変わらないと思われますが、市場の常識を塗り替えるよう尽力いたします。」との趣旨のご返事を担当の方からいだだきました。
映画の著作権管理については大変厳しい状況ではありますが、何とか知恵を絞って、身近で良い映画を、設備が整った大きな画面で映画体験を共有することができる空間をギャラリー古藤において実現するための努力をしていきたいと思っております。皆さま方もぜひご協力をお願い申し上げます。
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