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2011年12月17日 (土)

密照京華さんの展示作品

いよいよ江古田ユニバースは12月18日までの今日と明日を残すだけとなりましたが、ギャラリー古藤に展示されている密照京華さんの展示作品をあらためて紹介させていただきます。

密照京華さんの展示作品は華と昆虫をテーマにしたコラージュ作品です。コラージュとは現代絵画の技法の1つで、フランス語の「糊付け」を意味する言葉であります。通常の描画法によってではなく、ばらばらの素材を組み合わせることにより造形作品を構成する芸術的な創作技法であります。もともと相応関係のない別々の映像を最初の目的とはまったくく別のやり方で結びつけることによって、異様な美しさやユーモア、非現実的な要素を絵画にもちこんでいます。マックス・エルンストをはじめとするシュルレアリスムの作家たちが1920年代からよく利用し、1918年から1931年にかけてはダダイズトやシュールレアリストたちはコラージュを通じて現実世界の支配から距離を置き、人間を解放することへの意志を表明しました。今日では、コラージュは広く使用され、世界中の美術館や展覧会でコラーPhoto_2 ジュによる作品が見られます。

展示作品は、夢のなかにでてきた光景を写真と花柄の布でコラージュして「何もかもが美しく、傷つけるものはなかった」超現実の世界を作り上げています。写真に撮られた花や草は本物の花や草ではなく作り物の花や草を選んでおり、あえて造花を撮ることにより現実と非現実の差や生とは何かを問いかけているようにも思われます。作者は夢にこだわり夢と記憶の断片を作品として表現しており、潜在意識や偶然の出会いに着目したシュールな美しい作品として完成しています。Img_8023 Img_8036 Img_8035 Img_8031

ちなみに、コラージュは芸術作品としてだけでなく、大学病院などでは心理療法の内の芸術療法として用いられています。また、 企業のメンタルヘルス研修や、モチベーションアップ研修、コミュニケーション研修、親子のコミュニケーション講座などにも、深層心理にアクセスし、潜在意識を顕在化するツールとしての応用がなされています。

密照京華さんの作品をアートとして鑑賞するとともに、作品の前に立ち、自らの潜在意識と対話されてはいかがでしょうか。 

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