ビキニ被爆者核を問う
第五福竜丸財団が主催する「ビキニ被爆者核を問う」の映画と講演会が2月25日に夢の島マリーナ会議室で行われ、映画「ひろしま」のチラシを持って行ってきました。NHKのETV特集「大江健三郎・大石又七 核をめぐる対話」の特別上映のあと、1954年に太平洋ビキニ環礁で被爆したマグロ漁船「第五福竜丸」の元乗員
大石又七さんの証言が元NHKプロジューサーの永田浩三・武蔵大學教授を聞き手にして行われました。
大石さんは、内部被爆についての情報が、当時もそして今も不十分であること。福島原発事故では37種類の放射性物質が放出されているにもかかわらず、内部被爆に対する影響について、意図的に健康への影響が握りつぶされていると訴えていました。健康被害者のSOSを過少評価して原子力開発に舵を切った歴史が今も変わっていないこと。事故の責任もあいまいなままであり、原発推進を進めた政治家や新聞社などの責任の追及もされていないなどの貴重な証言がなされました。
会場には主催者の予想をはるかに上回る多くの聴衆が会場に詰めかけ、熱心に証言に耳を傾けていました。
また、最後に永田教授から映画「ひろしま」上映について紹介していただきました。ありがとうございました。
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