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2012年9月 2日 (日)

言論と表現の自由を守る連続トークイベント開催中

安世鴻写真展と同時に8月29日から「日本の言論と表現に関わる」「日本社会の歴史認識を問う」トークイベント」を連日開催しております。8月29日には安世鴻スライドトーク、8月31日には安世鴻とジャーナリストの土井敏邦さんと、9月1日にはフォットジャーナリストの中村梧郎さんと大勢のお客様を迎え内容の濃いギャラリートークが展開されました。9月9日まで多くのゲストを迎えトークイベントを行います。先着40名で行いますが、まだ、若干の余裕があります。お早目にご予約してトークを聞きにきてください。

新宿ニコンサロンが中止を通告した写真展・東京第2弾!!

 

「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍「慰安婦」の女性たち」安世鴻写真展

 

会期:8月28(火)~9月9日(日)

12:0020:00(最終日16:00)会期中無休

ただし、イベント中は写真のみの鑑賞はできません。

イベント時間をご確認ください。

入場料:300円、大学生以下無料

連続トークイベント開催(各回先着40名/要予約/詳細以下)

ニコンサロン展示作品に加え、新たな写真も展示します。

会場:ギャラリー古藤

東京都練馬区栄町9-16  千川通り」沿い、武蔵大学前

西武池袋線江古田駅南口徒歩5分

大江戸線新江古田駅A2出口徒歩7分

西武有楽町線新桜台駅2番出口徒歩6分

http://furuto.art.coocan.jp/

道順案内は080-4056-8490

主催:『重重』市民でつくる写真展in練馬実行委員会&重重プロジェクト

実行委員会問合せメール jjteninfo@gmail.com

実行委員会問合せTEL 080-4056-8494

重重プロジェクトホームページhttp://juju-project.net/

Photo

ーートークイベントーーーーーーーーー

8.29()19-20時 安世鴻スライドトーク&

「新宿ニコンサロンで何が起きていたか」報告

8.31()19-20時 安世鴻×土井敏邦(ジャーナリスト)

元「慰安婦」女性たちとの出会いから

9.1()18-19時 安世鴻×中村梧郎(フォトジャーナリスト)

「日本と韓国~自国の加害はどう伝えられるか?」

9.2()18-19時 安世鴻×鄭南求(ハンギョレ新聞東京特派員)

*スカイプ中継 李庸澤(全国言論労働組合委員長。KBSプロデューサー)

「日本・韓国 言論の自由が危ない」

9.3()19-20時 辛淑玉(在日3世)

「いま話したいこと、伝えたいこと~過去・現在・未来」(仮)

9.4()19-20時 樋口健二(写真家)

「差別と闘う写真」

9.5()19-20時 西野瑠美子(バウラック共同代表)

「朝鮮人「慰安婦」と置き去り問題使い捨てにされた女たち

9.7()19-20時 三井マリ子(館長雇止め・バックラッシュ裁判元原告)

「写真展を中止させたかったのは誰か」 

9.8()18-19時 奥平康弘(憲法学者)

9.9()16-18時 安世鴻スライドトーク&ミニシンポ(永田浩三、綿井健陽、千田有紀ほか)

「安世鴻の写真と新宿ニコンサロン中止通告から何を学ぶか」

 

イベント参加費1,000円(入場チケットお持ちの方は700円)

 

イベント予約専用メール jjtenevent@gmail.com

イベント予約専用TEL 080-4056-8490

 

—–呼びかけーーーーーーーーーーー

安世鴻(アン・セホン)さんの写真『重重』は、中国で暮らす元「日本

軍慰安婦」の女性たちを見つめた記録です。安さんの写真展は、今年の67月新宿ニコンサロンで選考委員会の決定を受け、安さんがニコン側から招かれる形で開催される予定でした。しかし、開催直前、ニコンは安さんの写真は「政治的だ」という理由から、中止を通告しました。安さんは、すぐさま東京地裁に仮処分(施設使用権)申し立てをし、それが認められて当初の予定どおり写真展は開かれました。しかし、会場はものものしい警戒のなか、取材もトークイベントも写真集販売も一切許されないといった、異様なものでした。

 

私たち練馬に暮らしたり、働く者は、この事態に深くこころを痛め、作品を落ち着いて観ながら、安さんと一緒に語り合う場をつくりたいと思いました。それが、今回の『重重』市民でつくる写真展in練馬です。

 

安さんの写真に写っているのは、北京・上海・武漢に暮らす女性たちです。彼女たちは朝鮮半島から、見知らぬ中国の地に連れて来られ、日本軍「慰安婦」とされました。安さんが女性たちのもとに通うようになったのは2001年からです。シャッターを切ることが許されるまで7年かかったこともありました。安さんの写真は、多弁ではなく、静謐さをたたえています。印画紙は伝統の「韓紙」を使い、光沢を一切排除するなかで、水墨画のように人物が浮かび上がってくる、そんな作品です。

タイトルの『重重』は、歳月の重み、悲しみの重なりを表わすものです。

安さんは「真実をさがしだすということは難しく、またこれほど楽しいこ

とはない」と言います。

重重写真展は8月に韓国ソウルで開催し、パリやニューヨークでの開催も決まっています。しかし、日本では、大阪ニコンサロン(9/13-19)での開催も危ぶまれています。

今回は、新宿ニコンサロンでの展示作品に加え新たな作品も数点展示します。私たちは、今回のニコン事件は、日本の言論と表現の自由を揺るがす重大な出来事であり、日本社会の歴史認識を問う問題だと考えます。ニコンサロンに足を運んでくださった方もふくめ、1人でも多くの方のご来場をお待ちしております。

 

賛同協力:日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA練馬・文化の会

放送を語る会川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)

日本ジャーナリスト会議憲法9条ー世界へ未来へ埼玉連絡会

東京演劇アンサンブル在日の慰安婦裁判を支える会

アジア女性資料センター差別・排外主義に反対する連絡会

反天皇制運動連絡会部落解放同盟練馬支部NPO 法人練馬人権センター

戦争に協力しない!させない!練馬アクション

コリアン・マイノリティ研究会

8/29現在/継続募集中!問合せ jjteninfo@gmail.com

 

緊急出版のお知らせ(刊行8月下旬予定)

『徹底検証!ニコン「従軍慰安婦」写真展中止事件』(仮)新藤健一責任編集 産学社発売 予価600円+税

写真展会場で販売予定です。

会場では安さんの写真集やポストカードなども販売します。 

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