大堀相馬焼を販売します
3.11東日本大震災からまもなく2年が経とうとしています。
福島第一原発のメルトダウン事故は、放射能汚染による広範で長期的な健康、環境被害をもたらし、原発の安全神話は完全に崩壊しました。福島第一原発事故から現在に至っても、収束の道筋すら見えないまま、原子炉や燃料プールからは放射能が放出され続けています。福島県と県民はかつてない困難な状況におかれ、16万もの県民が今もなお避難生活を強いられています。東京ももう少しで同じような状態になるところでした。
3.11から2年目にあたって、原発に関わる12本の映画を上映し、映画製作者の生の声を聴くことを通じて、学び、考え、日々の行動につなげていけたらと思い江古田映画祭を行います。
また、福島を忘れないようにしよう。福島を支援しようということで、江古田映画祭期間中に大堀相馬焼を販売することにしました。
大堀相馬焼は福島県浪江町の大堀地区で江戸時代から作られて、創業から350年の歴史を有してきましたが、福島第一原発事故により強制避難を余儀なくされ、現在は、二本松市の小沢工業団地に窯を再建して製作にあたっています。
販売の打ち合わせのため2月15日に浪江町から練馬区に避難されている方やそのサポーターの方、大堀相馬焼の製作者と親戚の方で江古田にお住まいの方などの関係者がギャラリー古藤に集まり打ち合わせをおこないました。打ち合わせをしながら、震災直後のお話などを伺うことができましたが、あらためて原発事故と放射能の恐ろしさを感じさせられました。
江古田映画祭の期間中、ギャラリー古藤店頭で大堀相馬焼のコップ,皿、茶碗などを販売します。値段は1000円から2000円程度の値段になりそうです。
その他にも映画祭期間中に、椿油、近隣のできたてのパンを販売する予定となっています。皆さん、江古田映画祭で映画を観て、大堀相馬焼をお手に取ってご覧ください。
http://www.somayaki.or.jp/taiken.html
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