福島を見捨てないでください
江古田映画祭の6日目、3月8日。午後1時からは「飯館村-故郷を追われる村人たち-」土井敏邦監督59分http://doi-toshikuni.net/j/iitate/。満席の会場で、土井敏邦監督のトークが始まりました。3月11日直後東北へ行けないで沖縄にいたこと。東北に行くまで1週間かかったこと。パレスチナ問題との関連のなかで飯館村に入った理由。故郷を失う痛みなどが語られました。続いて質問のやり取りのなかで衆議院選挙結果について参加者から発言がなされると、大熊町から練馬に避難されている方から「私たちは原発には本当は反対です。でも生活していくためには、主人や息子たちがそこで働かなければならないのです。そこで得たお金で家族を養わなければならないのです。農業をして線量を測って都会の人に買ってもらわなければ私たちは生活していけないのです。どうか私たちを生かせてください。牛も置いてきたくて置いてきたのではありません。2,3日で帰れると思って避難したのです。やむにやまれず置いてきた牛です。家畜たちです。どう伝えてよいかわかりませんけど福島を見捨てないでください」との切々たる訴えに会場にいた多くの方はこみ上げてくる涙を止めることができませんでした。夜は「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督135分http://888earth.net/index.htmlの上映。
江古田映画祭は3月16日まで行われます。電話.03-3948-5328、fwge7555@mb.infoweb.ne.jpでの予約をお待ちしております。
江古田映画祭の詳細はhttp://furuto.art.coocan.jp
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