第2回i江古田映画祭 3日目
江古田映画祭 3日目午後1時~「自転車でいこう」杉本信昭監督 115分を上映しました。
知的障害者の青年・李復明は、毎日自転車で街へ繰り出し、元気に仕事を行い、子供と遊んだりします。その彼と、その周囲の人々との関係を見つめたドキュメンタリー映画です。上映後、永田浩三武蔵大学教授の司会進行で、映画監督 杉本信昭監督のトークライブが行われました。「自転車でいこう」は、24日、18:40~20:35、27日15:20~17:15の上映予定。27日は 17:20~村本勝編集のトークがあります。16時から「奇跡の夏」の上映。
奇跡の夏
キャスト
パク・チビン
ぺ・ジョンオク
パク・ウォンサン
オ・ジヘ...
スタッフ
監督:イム・テヒョン
脚本:キム・ウンジョン
原作:キム・へジョン
腕白で元気いっぱいのハニは9歳の男の子。家でも学校でも怖いものなしの彼にとって、物静かな兄ハンピョルは格好のいたずら相手だ。しかしある日兄が頭痛を訴え入院することになってしまった。脳腫瘍だった。両親にとってそれは衝撃だった。生活のすべてが兄優先になっていった。わかってはいるけれどハニは苛立った。母に、父に、そしてほんとうは大好きな兄にまでついあたってしまう。小康を得て退院した兄だったが、突然病状が悪化した。「お兄ちゃんの病気が治らないのは僕のせい?」。ハニの小さな胸ははりさけそうだった。そして...。
少年とその兄、そして両親。息子が脳腫瘍と言う事態に動揺し、まわりにあたる母、その苦悩を黙って受け止めようとする父。父母の関心が病と闘う兄に向けられていく様子に孤独をおぼえる弟。よくある難病もの映画ではなく、世界中のどこにもある家族の姿、その成長を見事にとらえたのがこの映画である。
夜は「謀殺 下山事件」を16ミリフィルムで中断なしで上映しました。
謀殺・下山事件
キャスト
仲代達矢
山本圭
浅茅陽子
岩崎加根子...
スタッフ
監督:熊井啓
原作:矢田喜美雄
脚本:菊島隆三
製作:佐藤正之/阿部野人
解説
「謀殺・下山事件」は、映画「帝銀事件・死刑囚」「日本列島」で敗戦直後の占領米軍のからむ謀略に鋭く切り込み社会派監督として一躍クローズ・アップされた熊井啓が、執念ともいうべきこの事件を素材に戦後日本の前景を描く力感あふれる実録サスペンス・ドラマである。
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