江古田新聴に第2回江古田映画祭の記事が掲載されました。
第2回 江古田映画祭
「若者たちへ みんな苦しみ、喜び、生きていく。昔も今も、青春に変わりはない?」
劇映画・ドキュメント映画上映と制作者のトークライブ
9月、第2回の映画祭を江古田で開催します。3つの大学をかかえる、学生の街・江古田。企画したのは、1960年代に若者だった、練馬の人たちです。今の若者と昔の若者。同じでしょうか。違うのでしょうか。人生ってなんでしょう。世の中ってなんでしょう。
生きていくことは、いつの時代も大変ですが、だからこそ素晴らしいとも言えます。
第1回の「3・11福島を忘れない」には、700人以上の方々にお越しいただきました。
ひとりぼっちではつまらない。映画は、大きな画面で、みんなとわいわい言いながら見るもの。ぜひ一緒に感動を共有しましょう。今回は、『若者たち』3部作など、珍しい16ミリの映画も含め10本の映画と選りすぐりのトークライブを用意しました。お待ちしています。
○ 日時 2013年9月20日(金)~9月29日(日) 10日間
○ 会場 ギャラリー古藤 〒176-0006 東京都練馬区栄町9-16 電話 03(3948)5328
江古田駅南口徒歩5分武蔵大学正門斜向かい
〇 上映作品・監督・上映時間・作品内容
「若者たち・若者はゆく・若者の旗」森川時久監督95分(若者たち)/98分(若者はゆく)/101分(若者の旗)
映画"若者たち"三部作は、1960年代末期~'70年代へ向けて、揺れ動く若者たちの心に深く刻み込まれた作品である。
「謀殺 下山事件」熊井啓監督 123分
連合国による占領統治下の日本で起こった「戦後最大のミステリ」ともいわれる「下山事件」とその捜査・解明に当たった人々を描いたミステリ映画。
「自転車でいこう」杉本信昭監督 115分
知的障害者の青年・李復明。毎日自転車で街へ繰り出し、元気に仕事を行い、子供と遊ぶ彼と、その周囲の人々との関係を見つめたドキュメンタリー。
「福耳」瀧川治水監督110分
脚本家・宮藤官九郎の映画初主演作。ある青年と、この世に悔いを残し幽霊となって彼にまとわりつく老人との交流をユーモラスに描く。
「そうかもしれない」保坂延彦監督106分
妻の認知症介護と自らの癌との闘病をもとにし、“命終三部作”といわれる耕 治人の短編集を、情感豊かに映画化した。
「奇跡の夏」イム・テヒョン監督97分
キム・ヘジョンのエッセイ「悲しみから希望へ」を映画化した感動作。闘病により成長する家族の姿を描き出す。
「陸に上った軍艦」 山本保博監督95分
映画監督・新藤兼人の戦争体験をもとにした実録ドラマ。新藤が当時の様子を語るドキュメント部分を交え、軍隊の不条理をおかしくもせつなく描く。
「江古田ユニバース2012ドキュメンタリー」吉田啓二編集45分
〇 ゲストによるトークショー
9月20日映画監督 保坂延彦、21日メディア総研研究員 加藤久晴「若者たちと1960年代のテレビ」、22日映画監督 杉本信昭、23日大東文化大学教授 小野民樹、24日武蔵大学教授・ジャーナリスト 永田浩三、25日武蔵大学准教授 安藤丈将、26日武蔵大学名誉教授 戸田桂太、夜:三田村龍伸&吉田啓二、27日映画編集者 村本勝、28日映画監督・女子美術大学教授 河邑厚徳、映画監督 山本保博、29日武蔵大学教授・ジャーナリスト 永田浩三&歌声喫茶ともしび 中西明
○ 展示 今昔の江古田と若者たちの写真展
福島こども保養プロジェクト@練馬
なかのアクション・福島子ども保養プロジェクト
○ 店頭販売しています!
被災地支援の大堀相馬焼、パン教室のこだわりのパン、地元のはちみつ焼菓子等々、皆さまのお越しをお待ちしています。
○ 主催 江古田映画祭実行委員会
○ 実行委員 石川さなえ、大崎文子、小熊亮人、加藤久晴、川村紗智子、高野あつ子、
瀧島君江、竹田康一郎、田島和夫、橘優子、谷口紀昭、田場洋和、戸田桂太、永田浩三、野村瑞枝、福沢真子、細野かよ子、正清太一、増田康雄、松井奈穂、丸山三代子、
望月靖彦、森田彦一 ほか(五十音順・8月1日現在)
○ 予約優先入場
チケットは、電話・メールでの予約をお願いします。
各回40名定員制 予約優先入場
映画1本につき
大人 予約 1,000円・当日1,200円
大学生・高校生800円 中学生以下無料
チケット3枚つづり 2,800円
26日(木)3回目のみ500円
トークがある場合も上記料金に含まれます。
メールアドレス fwge7555@mb.infoweb.ne.jp
住 所 東京都練馬区栄町9-16(武蔵大学正門斜め向かい)
電 話 03-3948-5328
古美術&ギャラリー古藤(ふるとう)ホームページ http://furuto.art.coocan.jp
Facebook江古田映画祭 https://www.facebook.com/ekodaeigasai
店主ブログ http://furutotenshu.cocolog-nifty.com/blog/
古美術古藤定休日 月曜日・火曜日(企画展期間中無休)
・西武池袋線江古田駅南口徒歩5分
・都営地下鉄大江戸線新江古田駅A2出口徒歩7分
・西武有楽町線新桜台駅2番出口徒歩6分
・関東バス江古田駅バス停徒歩4分
・関東バス・国際興行バス豊玉北バス停徒歩6分
・都営バス武蔵大学バス停徒歩1分
第2回江古田映画祭を開くにあたって
映画祭は、今回で2回目になります。おかげさまで、前回は、原発事故を考える映画を並べ、好評をいただきました。今回は、1960年代の『若者たち』シリーズや、『謀殺・下山事件』、新藤兼人監督の青春を描いた『陸に上がった軍艦』。そして『自転車で行こう』『奇跡の夏』『福耳』といった青春映画を並べました。また、『そうかもしれない』は、人生の終盤において、認知症と向き合う夫婦の物語です。生きていくことの困難さといとおしさ。人生は、いつの時期も、悩み多い青春のようなものかもしれません。みなさま、過去と現在の青春映画を、いっしょに楽しみませんか。
(江古田映画祭実行委員会代表 永田浩三/武蔵大学教授)
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