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2014年2月 6日 (木)

第3回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない―

第3回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない―

 

江古田映画祭は3回目。福島原発事故の問題は、三里塚・水俣・ベトナム戦争の問題とも通底し、生きる条件を根こそぎ奪うものだと考えた私たちは、ドキュメンタリー22作品を用意しました。いずれもずしんと心に響くものです。今回は武蔵大学との共催。初めてお披露目するプレミア作品もあります。映画監督がこれほど勢ぞろいするのも画期的なことです。一緒に江古田映画祭を盛り上げましょう。

 

 ○ 日時 2014年3月1日(土)~315日(土) 15日間

 ○ 会場 

31日(土) 武蔵大学 176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1

           1号館地下1002シアター教室 

☆「三里塚エレジー」と「日本解放戦線・三里塚の夏」を無料上映します。

 3月2日(日)~15日(土)  有料上映

 ギャラリー古藤 〒176-0006 東京都練馬区栄町9-16

 電話 0339485328

                江古田駅南口徒歩5分武蔵大学正門斜向かい

 〇 上映作品名・監督・制作年・上映時間・内容

  □初日31日(土)武蔵大学1号館1002シアター教室での無料上映作品

 

 「三里塚エレジー」監督・撮影:大津幸四郎 監督・編集:代島治彦2014145

国家の暴力的な空港建設に抵抗す る、ニッポン最後の百姓一揆・三里塚闘争。半世紀の歳月が流れた今、 再び百姓たちの人生を 記録した。

1日(土)13:00~ 初上映作品

 

「日本解放戦線・三里塚の夏」小川紳介監督1968108

1968年夏。国際空港建設のための立入り調査に反対する農民と学生。稀代のドキュメンタリスト小川紳介の「三里塚」7作品の中の記念すべき第1作。

1日(土)1700~ 

3月2日(日)~15日 ギャラリー古藤での有料上映作品

 

「カノンだより vol.1vol.2」鎌仲ひとみ監督2013年~2014年 120

2014年秋公開の「小さき声のカノン」。公開に先駆けたプレミア作品「カノンだより」。チェルノブイリ後のベラルーシ、ウクライナの人々と福島の人々が交差する。vol.2は初上映作品

http://kamanaka.com/news/1815/

上映日 38日(土)130016:30315日(土)18:30~ 

 

 「シロウオ~原発立地を断念させた町」 かさこ監督 2013105

チェルノブイリや福島の事故が起きる前に、住民の反対運動により原発建設計画を撤回させた町があった。なぜいち早く危険性に気づき、声をあげたのか。

http://www.kasako.com/eiga1.html

上映日 34日(火)1830~、15日(土)13:00~、16:00~ 

 

「アレクセイと泉」本橋成一監督2001104

チェルノブイリで被災した村にある不思議な泉。なぜか、そこからは放射能が検出されない。老人たちとひとりの青年を見つめた名作ドキュメンタリー。

http://movies.polepoletimes.jp/alexei/

上映日37日(金)13:00~、9日(日)18:30~、12日(水)16:00~ 

 

「フタバから遠く離れて」舩橋淳監督 201096

 福島第一原発のある双葉町から町ごと移住を強いられた人々。長い避難生活とは、故郷を奪われるとはどういうことかを、ひたすらみつめた。

http://nuclearnation.jp/jp/

上映日 34日(火)13:00~、7日(金)16:30~、8日(土)18:50

 

「沈黙の春を生きて」坂田雅子監督201187

1960年代、ベトナムの戦場でアメリカ軍により枯葉剤が散布された。作戦に従事した米兵やその子どもにも被害は広がった。監督の人生をかけた渾身の作品。

http://www.cine.co.jp/chinmoku_haru/

上映日 312日(水)13:00~、13日(木)16:00~ 

 

 

 「原発の町を追われて~避難民双葉町の記録」堀切さとみ監督2012年本編56分、続編30

埼玉県にある廃校になった高校で、福島県双葉町の町民の二割が、避難生活を始めた。いつ帰れるかあては立たないなか、人びとは思いを語る。

http://actio.gr.jp/2013/09/30114235.html

上映日 32日(日)16:00~、12日(水)1830~、14日(金)1700

 

「放射線を浴びたX年後 」伊東英朗監督201283

ビキニ水爆に巻き込まれたのは、第五福龍丸だけではなかった。記憶から消された多くの被災船のひとたちを訪ね、知られざる被害を浮かび上がらせる。

http://x311.info/

上映日 33日(月)1600~、5日(水)1830~、9日(日)13:00~ 

 

「獅子たちの抵抗~国策の強制に抗う人々」西山正啓監督201480

2013年3月、福島原発告訴団の武藤類子団長が沖縄で国策に翻弄される普天間基地、辺野古、高江など各地を訪ねた。

甚大な原発事故の責任を問う福島、米軍基地の撤去を求める沖縄。強制に抗う人々の記録!初上映作品

上映日 32日(日)18:30~ 36日(木)15:40

 

「のさり~杉本栄子の遺言」西山正啓監督2014年 80

2008年に亡くなった水俣病語り部の杉本栄子さんの足跡をたどる作品。「水俣病はのさり(授かりもの)」と語り、苦難を前向きにとらえた姿を紹介している。

https://kumanichi.com/news/local/main/20140114002.xhtml

上映日 36日(木)13:00~、7日(金)18:40~、9日(土)16:00

 

「映画 日本国憲法」ジャン・ユンカーマン監督200578

基本的人権・主権在民・平和主義。世界に誇る日本国憲法はどのように生まれ、どのような今日的価値があるのか、知の巨人が語る。

http://www.cine.co.jp/kenpo/

上映日 32日(日)1300~、3日(月)1830~、13日(木)13:00

 

「ブラジルに生きるヒバクシャ」ロベルト・フェルナンデス監督2012年 78分  

広島から移民となってサンパウロで暮らす被爆者たちは、日本政府に援護を求める活動をしながら、ブラジルの子どもたちに被爆体験を語り核廃絶を訴え続けている。そして、ブラジルの核廃棄物の被害者たちと出会う。

「ブラジルに生きるヒバクシャ」 http://brazilniikiruhibakusya.blogspot.jp/

上映日 310日(月)1600

 

 「原爆症認定集団訴訟の記録 おりづる」脚本・監督 有原 誠治、2013年 73

  全国306名の被爆者たちは、日本政府相手になぜ裁判に訴えてたたかったのか。しかも勝利し続けたにもかかわらず、なぜ政府は原爆症の認定を拒み続けるのか。被爆行政の闇を解き明かしたドキュメンタリー。

http://oriduru.blogspot.jp/

上映日 310日(月)13:00~、11日(火)18:30~、  

 

 

 「変身」堀潤監督 2013 63

原発事故後、大手メディアの報道ではほとんど伝えられなかった、驚くべき実態。インターネットでは、先んじて情報が伝達されていたことを明らかにする。

http://unitedpeople.jp/henshin/

上映日 311日(火)1300~、13日(水)1830~、14日(金)15:00

 

「いのち〜from FUKUSHIMA to our future〜パート2」林勝彦監督201460

今も原発惨事は続いている。原子力ムラが語らない真実に住民や政治家の証言で迫る。「いのち」林監督の第2弾。初上映作品。

上映日 35日(水)13:00~、10日(月)18:30~ 

 

「あしたが消えるーどうして原発」千葉茂樹監督 1989 55

父親は骨がんで死んだ。疑問を持った主婦は、新聞に投稿。原発作業員達や医師、設計者の証言で、その疑問を明らかにしていく。

上映日 311日(火)16:00~、14日(金)13:00~ 

 

「原発切抜帳」土本典昭監督1982 45

水俣病を記録し続けた土本典昭監督。原子力をテーマにした新聞記事のスクラップブックの接写をもとに制作した異色ドキュメンタリー。

上映日 35日(水)16:30~、6日(木)18:30

 

「不毛の地」ゲンナジ・シャバリン監督 2009年 34

ロシアの核燃料再処理施設マヤーク。放射線廃棄物を直接湖や川に捨てていた。流域の汚染はすさまじく、住民の証言から被害の実態が浮かび上がる。

 

 

「不毛の地」 http://wasteland-fumounoti.blogspot.jp/

 

 

上映日 310日(月)16:00~ 日本での初上映作品。

 

「福島の女たち (Women of Fukushima)」ジェフリー・ジョーサン監督 2012年 27分 他の作品と併せて1時間

福島の6人の女たちが、 原発事故以降の汚染除去の現状、隠ぺいについて本音を語る。人生・故郷・家族はどう変わってしまったのか。

上映日 33日(月)13:00~、4日(火)16:30

 

Alone in the Zone 原発20キロ圏内に生きる男」ジェフリー・ジョーサン監督 201319分 

誰もいなくなった警戒区域でただ独り生きる男。彼には、ひとつの使命があった。愛と憎しみの2年間。

上映日 33日(月)13:00~、4日(火)16:30~ 

 

Then and Now」ジェフリー・ジョーサン監督 2012年 15分 

201111月、石巻の復興地を回り、門脇町周辺のひとびとの暮らしを伝える短編。

上映日 33日(月)13:00~、4日(火)16:30~ 

 

 

〇 ゲストによるトークショー

 31日(土)1540~ 映画監督 代島治彦・大津幸四郎 入場無料        

2日(日)14:30~ 映画監督 ジャン・ユンカーマン  以下有料

3日(月)1420~映画監督 ジェフリー・ジョーサン 

4日(火)1450~映画監督 舩橋淳(ふなはし あつし)         

5日(水)1410~映画監督 林 勝彦

6日(木)1430~映画監督 西山正啓

7日(金)1500~映画監督 本橋成一

8日(土)1510~映画監督 鎌仲ひとみ

9日(日)1440~映画監督 伊東英朗

10日(月)1430~映画監督 有原誠治

11日(火)1420~武蔵大学教授 永田浩三

12日(水)1440~映画監督 坂田雅子

13日(木)1430~映画監督 大津幸四郎

14日(金)1840~映画監督 堀切さとみ(3回目上映後)

15(土)1500~ 映画監督 かさこ

  • 展示 福島こども保養プロジェクト@練馬、なかのアクション・福島子ども保養プロジェクト

○ 主催 江古田映画祭実行委員会・武蔵大学白雉映像祭

○ 実行委員 安藤丈将、石川さなえ、伊藤朗子、大崎文子、小熊亮人、奥村信幸、加藤久晴、川村紗智子、高野あつ子、瀧島君江、田島和夫、橘優子、谷口紀昭、田場洋和、戸田桂太、永田浩三、野村瑞枝、長谷川勝彦、細野かよ子、正清太一、増田康雄、松井奈穂、丸山三代子、望月靖彦、森田彦一 ほか(五十音順・1月28現在)

○ 江古田映画祭グランプリ 江古田映画祭観客賞を創設 

○ 予約優先入場各回40名定員制

  チケットは、電話・メールでの予約をお願いします。

映画1本につき(短編は複数本上映の場合あり)

大人 予約 1,000円・当日1,200

大学生・高校生800円 中学生以下無料

チケット3枚つづり 2,700

トークがある場合も上記料金に含まれます。

○お申込

  メールアドレス fwge7555@mb.infoweb.ne.jp

  住 所  東京都練馬区栄町9-16(武蔵大学正門斜め向かい)

  電 話  03-3948-5328

江古田映画祭facebookページ https://www.facebook.com/ekodaeigasai

ギャラリー古藤ホームページ http://furuto.art.coocan.jp

武蔵大学ホームページ http://www.musashigakuen.jp/access.html

古藤店主ブログ http://furutotenshu.cocolog-nifty.com/blog/

・西武池袋線江古田駅南口徒歩5分

・都営地下鉄大江戸線新江古田駅A2出口徒歩7分                       

・西武有楽町線新桜台駅2番出口徒歩6分

・関東バス江古田駅バス停徒歩4分

・関東バス・国際興行バス豊玉北バス停徒歩6分

・都営バス武蔵大学バス停徒歩

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