2014年3月、福島の今
本日のギャラリー古藤イベントは愛沢弘子さんのトーク「2014年3月、福島の今」愛澤さんがいわき市から来てくれました。主催は 社会福祉法人 練馬区社会福祉協議会。愛澤さんは練馬区から福島県浪江町に嫁いで3・11の震災にあいました。3・11の震災当日のこと、そして原発事故が起きた日のこと、東京へ避難したときのことを3年たった今生々しく体験者しか語れない言葉で語ってくれました。会場には福島から避難してきている人も何人かいてあらためて3.11を振り返りました。
3年前のことを思い出すと涙が止まらなくなると浪江町の出身者が涙声で感想を語ってくれました。
いまだ、14万人の人々は故郷に帰れなくて避難生活を送っています。故郷に戻りたいという切なる想いが伝えられました。しかし、除染は思うように進んではいないというか不可能な状態です。
私たちが使っていた電気のために、家や田畑を奪われ、故郷に戻れないのです。国や東電だけの責任にすることはできません。私たち都民のひとりひとりがその責任を負っているのです。その自覚があまりにも欠乏しています。
それなのに、原発推進の都知事を選んだり、なんと無責任な都民、区民でしょうか。
東京ももう少しで浪江町と同じような高度な放射能汚染地域にされるところでした。まだ、福島原発事故は収まっていません。放射能をたれながしています。これからも浜岡原発や東海村原発が事故を起こせば東京に住むことができなくなるのです。
一刻も早く原発ゼロに向けての舵とりが必要です。
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